国際基準で鶏肉輸出
[ 327字|2014.5.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中部ビサヤのセブ市の農務省地方事務所の国際関係担当と商工会議所はこのほど、鶏肉など農産品輸出の際、等級などの品質証明で国際基準にしたがった表示を行うよう指導していく方針を決めた。
セブからはブルネイ向けの鶏肉の輸出が盛んで、同国の肉輸入の3分の2は鶏肉で占められている。東南アジア諸国連合(ASEAN)では来年、関税の完全撤廃など経済統合が実施され、フィリピンからの農産品の輸出が活発化する。同担当によると、ASEAN域内には品質が良く価格も高めの農産品を購入する中流階級が1億6千万人おり、フィリピンにとって有望な市場になるという。
セブ商工会議所はすべての農産品に国際基準の品質表示を行うよう指導していくという。(5日・ビジネスワールド)