女性市長に脅迫状
[ 323字|2014.5.5|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方バシラン州の州都イサベラ市のチェリリン・アクバル市長が「殺害」を予告する脅迫を受けている。同市長がこのほど確認した。
政府とイスラム急進派、モロ・イスラム解放戦線(MILF)は和平協定に調印。イスラム教徒自治区(ARMM)に代わる「バンサモロ(イスラム教徒の国)」建設に向け作業を進めている。イサベラ市は過去2度の住民投票でARMMへの参加を否決した。
アクバル市長はメディアに対し「反対、反対と騒ぎ立てないでほしい」と言う。女性市長は、過去の住民投票の結果からも「バンサモロ加入には反対することになろう」と予測。「2015年に実施予定の住民投票で結果が出る。住民の選択は尊重してほしい」と要望している。(28日・スター)