官民でマングローブ植林
[ 328字|2014.5.5|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方のレイテ島タクロバン周辺の海岸で、台風ヨランダ(30号)による高潮で大きな被害を受けたマングローブ林の植林プロジェクトが、国や陸軍、沿岸警備隊、地方の資産家、非政府組織(NGO)などの協力で進んでいる。
マングローブ林は津波の衝撃を和らげる効果があり、海岸の自然保護にもなる植物として注目されている。
環境天然資源省によると、植林プロジェクトは、4月が「地球の月」であることから4月26日からスタート。まず手始めに1・67ヘクタールの海岸線一帯に6千のマングローブの種を植え付けた。
同省はプロジェクトの総予算10億ペソを見込んでおり、将来的には国家プロジェクトとしてマングローブ林を海岸に増やしていくという。(28日・ブレティン)