「バス事故ゼロ」を宣言
[ 323字|2014.4.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
バス事故が多発していることを受け、ビサヤ地方最大のバス運行会社のバラカー・トランジット社はこのほど、「バス事故ゼロ」を宣言し、社員教育の強化などを始めた。
同社はビサヤ地方を中心に2千のバス路線を運行している。会社は別だが、3月には西ネグロス州のバス事故で5人が死亡したほか、4月に入ってすぐに、同州のがけからバスが落下する事故も起きている。事故原因としてはバスの車体老朽化も多く見られるという。
バラカー社は、走行中にブレーキが効かなくなるなどの事故を防ぐため、バスの寿命を一律15年までと定め、それを超えたバスは更新することにした。またベテラン運転手にも必ず交通安全の再教育を受けさせることにしたという。(21日・ビジネスワールド)