大東市が消防車寄贈
[ 317字|2014.3.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
大阪府大東市がこのほど、中部ビサヤ地方のセブ市に消防車や救急車、消火用ホースなどを寄贈することになり、近く両市の消防当局者が具体的な話しを詰めることになった。中部ビサヤ地方には現在、稼働可能な消防車は152台しかなく、セブ市にはわずか15台しかないという。
日本からの寄贈のきっかけは、セブ管内で消防車や消火設備が極端に不足していることをセブ市の消防当局者が同市在住の日本人に相談したところ、この日本人が知人の大東市長に消防車の寄贈を持ちかけ、話しがとんとん拍子に進んだという。
まずはセブの消防当局者が3月23日に大東市を訪問し、具体的なセブ側の要望を伝えるなど、事前の打ち合わせから始めていくという。(5日・ブレティン)