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　レイテ島タクロバンでの台風ヨランダ（30号）の被災支援に展開している韓国軍のリー大佐はこのほど、タクロバン、ダガミ、カリガラの住宅破壊状況を昨年12月に調査し、朝鮮戦争に従軍して辛酸をなめたフィリピン軍兵士３人の住宅が破壊されていたことを知り、韓国軍が近く３人の住宅を再建することを明らかにした。　

　朝鮮戦争当時、韓国側には米軍を中心に英国、オーストラリア、フィリピン軍などの兵士が国連軍として駐留しており、１９５０年６月から53年７月まで北朝鮮側との激戦で多くの犠牲者が出た。

　リー大佐は、台風ヨランダの被害は朝鮮戦争の悲劇よりもひどい状態にまで住宅が徹底的に破壊されており、非常に悲しい思いをしたという。（３日・ブレティン）