ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 315字|2014.2.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
「市民記者」の養成へ
フィリピン情報省はフィリピン記者協会や地元テレビ局などと協力して、東部ビサヤのレイテ島タクロバンなど東ビサヤ地域の有志住民らを対象にした「市民ジャーナリスト」の養成講座を開くことになった。
目的は、草の根レベルの情報をこまめにくみ上げて住民の意向を行政に役立てていくことだが、住民の行政への関心を高めていくことで、地方自治を活性化していくことにも「市民記者」養成の狙いがあるようだ。
草の根のレベルでは、バランガイ(最小行政区)の末端の村のちょっとした出来事などを発掘し、ニュースに仕立てていくという。実際には、記者経験のあるジャーナリストが「市民記者」に必要な記事を書くための基本的訓練を教える。(11日・ブレティン)