修復の遅れが裁判に影響
[ 317字|2014.1.20|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方イロイロ市にあるイロイロ地裁の修復工事の遅れで、司法手続きなどにも影響を及ぼしかねない事態が心配されている。
第1段階の修復工事は、5千万ペソかけて始まったが、この間、法廷をはじめ司法手続きに関わる事務部門などは、暫定的に大学施設など市内各所に分散された。第2段階は塗装を中心とする工事で、公共道路事業省(DPWH)が管轄し、終了した部署には判事や事務官が移転先から戻り始めた。
ところが、ペンキの臭いがひどく、判事や事務官の中にはマスクをつけたまま関係書類に目を通さざるを得ない事態に。中には法廷が開けないところもあるという。このためガルベス判事は、DPWHに対し対策をとるよう申し入れた。(14日・ブレティン)