少数民族の生活の糧に
[ 329字|2014.1.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方コンポステラバレー州パンツカン町で進められている金銅開発プロジェクトは、地元の少数民族の生活を支援するため新たに100万ペソを提供した。同町マグナガの長老、メリンド・リン氏は、「支援は、土着の人たちの生活向上と福祉のために使われる」と話した。
プロジェクトを推進するセント・オーグスティン金銅会社(SAGCL)の環境担当部長クリデ・ギレスペ氏は、新たな支援の提供について、「われわれは、この町の住民と既に良好な関係にあるが、次の世代との新たな関係構築のため」と説明している。
プロジェクトは、発展途上国で最後に残る鉱床とも言われる金銅開発で、2014年中にも着工が予定されているが、一方で環境団体の反対も根強い。 (1日・ブレティン)