高齢者にプレゼント
[ 320字|2013.12.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
元教師、デリア・ミノーサさん(66)は、セブ市内の小学校の体育館前に夫(67)とともに、午前8時に並んだ。高齢者のために市当局が用意した現金を受け取るためである。
2人はそれぞれ4千ペソづつを期待していたが、受け取ったのは半額で「ちょっとがっかりしました」。ミノーサさんは、このおカネで食料品と持病の糖尿病の薬を買うつもりである。
セブ市のラマ市長は、2期目に立候補した際、約6万人の高齢者に1人当たり年に1万ペソを支給するとの公約を掲げた。今年は、これまでに6千ペソが支払われ、誰もが、残りの4千ペソは12月に支給されると期待した。ミノーサさんは、残りの2千ペソも年末までに支払われると期待している。(25日・インクワイアラー)