イロイロ市で半旗掲揚
[ 328字|2013.11.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方イロイロ市では、マビログ市長の方針で18日から24日まで、台風ヨランダ(30号)の犠牲者を悼み公共施設や企業に半旗を掲げている。市当局が19日現在でまとめたところによると、市内では家屋63が全壊、一部損壊の家屋も132を数えた。
市当局は全壊家屋に5千ペソ、一部損壊家屋に2500ペソを支給する。これとは別に政府からも全壊世帯に1万ペソ、半壊世帯にはその半額が支給される。
一方、イロイロ州当局では被災した州民と地域を対象に総額90億ペソの移転計画案を作成した。ディフェンサー知事によると、政府からの支援も含め、2014年予算に盛り込む方針。被災者には現金や生活資材として総額73億ペソの支給を予定しているという。(20日・ブレティン)