コンサート開き支援
[ 362字|2013.10.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ボホール地震の被災者を支援するコンサートが20日、セブ市のアヤラ・センターで開かれ、100万ペソを超える献金と義援品が寄せられた。「再び立ち上がる」と、銘打たれたコンサートは午後2時から深夜に及んだ。
出演したのはプロのミュージシャンや俳優から地元のオーケストラ、少年少女のコーラス・グループなどさまざまで、いずれもボランティア。母親と一緒に会場を訪れ、イワシの缶詰2缶を寄付したリカ・アルフェレッツ君は、マンダウエ児童コーラス団が地元オーケストラの演奏で「奇跡は起きる」を合唱したのを聞いて感動し、「鳥肌が立った」という。
被災したボホール州出身で、セブ市内の大学へ通っているヘレン・イトンさんは「セブの人たちの大小さまざまな支援に、言葉では表せないほど感謝の気持ちでいっぱいだ」と話した。(22日・ブレティン)