空港拡張計画に赤信号
[ 317字|2013.10.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
アバヤ運輸通信長官は、ビサヤ地方レイテ島タクロバン空港の拡張プロジェクトの経費が、国家経済開発庁(NEDA)が認めた当初予算を大幅に上回るとして、再考を求めている。当初予算の21億2千万ペソを7億〜28億ペソ上回る見通しだという。
アバヤ長官は、7億ペソの増額までは検討の余地があるが、それ以上は認められないとして、地元側にプロジェクトの見直しを求めるとともに、最終決定は見直し案をNEDAで再審議して決定するとしている。
新ターミナルビル建設を含むタクロバン空港の拡張計画は、1999年に日本のJICA(国際協力機構)の円借款を基に始められたが、資金難でいったん中断、アキノ政権下で再起動した。(15日・ビジネスワールド)