ポーク全廃を掲げて
[ 313字|2013.10.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
いわゆるポークバレルの全廃を旗印とする抗議行動が、ビサヤ地方イロイロ市で始まった。「真実追求のキャラバン」と銘打った抗議行動は3日、同市内の教会での早朝ミサから幕開け。続いてフィラマー・キリスト大での抗議集会に移り、参加者は同市バラサン町ヘ向け夜通しの行進を行う。
行進は計5日間にわたり続けられるが、7日には同市北部のエスタンシアやバダド両町を抜け、同日夕刻にイロイロ市中心部へ戻り、集会で締めくくられる。
主催するのは、比独自の教会の流れを汲むイグレシア派の信徒たち。マルコ・スラヤオ地域代表は「ポークバレルを全廃するまで、われわれの抗議の意思を表し続けなければならない」と話している。(3日・インクワイアラー)