依然海外就労が人気
[ 323字|2013.9.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブ市のSMモールで25日まで開かれた就職斡旋の説明会には、地元を中心に数百人が詰めかけた。人気はやはり高給が稼げる海外での働き口だった。
「海外で就職できれば、家族を助けられる。弟を大学へいかせてやりたい」と話すのは、地元専門学校のホテル・レストラン経営学科を卒業したバネット・タボラダさん。
セブ州トレド市から、はるばる来たというホセ・ロドリゲスさん(57)は、アラブ首長国連邦のドバイで、何年間も働いた経験がある。「私には経験と熟練の技がある。もしや経験者を高く買ってくれる会社がないかと思って」と、ロドリゲスさんは若い世代にまじって斡旋業者の説明に聞き入った。セブ市で毎年、説明会を、という要望も聞かれた。(26日・ブレティン)