ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 324字|2013.9.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
サンボ少年の笑みに栄光
チリ独立203年を記念して在比チリ大使館が行った写真コンテストで、海藻採取の父親を助けるミンダナオ地方サンボアンガ市の少年の満面の笑みを写した写真が1等賞に輝いた。今回のテーマは「世界への微笑」で、撮影者には写真とともにフィリピン人の笑みについての小論の提出が求められた。
撮影したのは、比大修士課程で政治学を専攻するマーク・ソリスさん(22)で、昨年同市を襲った台風で被災した親子の海藻取りのもようを写した中の1枚。約500人の応募作品の中から選ばれた。ソリスさんは小論で、比人の精神を「防水」と定義し、困難にあってもそれに打ち勝つ回復力、楽天性、幸福観などを笑みの要素に上げた。写真は海外での観光宣伝用に使われるという。(20日・スター)