ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 329字|2013.9.2|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
カガヤン祭り開催
観光客が沿道を埋めつくし、聖人をかたどった巨大な彫像を見守る︱︱。ミンダナオ地方東ミサミス州カガヤン・デ・オロ市で26、27両日開かれたカガヤン祭りが最高潮に達した。彫像は19体。いずれも4メートルを超える。
祝祭実行委員会のサンファン委員長によると、今年の新機軸は、どの彫像も選ばれた美術家により制作されたこと。また、子どもたちが伝統を学べるよう、過去に評判を呼んだ出し物を再現した。
祭りの由来は、聖アウグスチヌスの祭日を祝うためだが、地元での祭りの呼び名「ヒガラアイ」には、「友達をつくる」との意味が込められているという。サンファン委員長は「聖人像からカガヤン・デ・オロの市民としての誇りを学んで欲しい」とも話した。(28日、ブレティン)