「ネグロス島州」実現へ
[ 326字|2013.8.26|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方の東西ネグロス両州を統合し、「ネグロス島州」をつくるという構想が、実現に向け動き出した。東ネグロス州のアルフレド・マラニョン・ジュニア知事によると、近く両州の州議員、市長らを一堂に集め、統合に向けた論議を始める予定という。
マラニョン知事によると、構想が実現した場合、州政府の所在地は両州の州境に近い東ネグロス州カバンカラン市か、マビナイ町に置く計画。
初めて両州統合の計画が持ち上がったのは、1990年代初めにさかのぼる。この時は国家経済開発庁(NEDA)が反対し、日の目をみなかった。予算上の制約が足かせとなった。マラニョン知事は、予算が最大の問題としながらも、「20年前とは違う」と、構想実現に自信をみせた。(22日、スター)