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　ミンダナオ地方の主要都市を結ぶ鉄道の建設を、との20年来の地元の夢が、また打ち砕かれた。８日からダバオ市内で開かれたミンダナオ・ビジネス会議の席上、アバド予算管理長官が「予算がなく私の権限を超える」「近い将来も難しい」などと発言した。

　鉄道建設の推進者の１人、ロドリゲス下院議員＝カガヤンデオロ市＝によると、２００９年10月に東ミサミス州と北ダバオ州を結ぶ鉄道建設計画案がまとめられた。また、ダバオ市の地域開発協議会（ＲＤＣ）も、今年５月29日にダバオ、イリガン、カガヤンデオロ各市などを結ぶ鉄道計画を起案した。

　ロドリゲス議員自身もアキノ大統領に対し官民連携（ＰＰＰ）事業の一環として取り上げたらどうかと進言した。（12日、ビジネスワールド）