ドリアン輸出振興祭
[ 327字|2013.8.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
果物の王と呼ばれるドリアンの輸出振興策が、生産業者らを中心にダバオ市で進められている。一環としてカダヤワン・ドリアン・フェスティバルが8月10日から25日まで同市内中心部で開かれる。
ダバオ市のレコター農業部長によると、地元のドリアン生産業者は、シンガポールの要請により、2017年までに1日当たり千キロのドリアン生産を目指す。この目標を実現するには、現行の1ヘクタール当たり4・4トンのドリアン収穫高を10トンまで高めなければならない。
フィリピンの競争相手はタイで、ヘクタール当たりの収穫高では、ほぼこの目標を達成している。同部長は「生産性の向上には投資が必要。当初資金として760万ペソを供与した」と話している。(8日、インクワイアラー)