美白化粧品に水銀
[ 329字|2013.8.12|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ダバオ市で活動する環境2団体が、高濃度の水銀を検出したという独自調査を基に、美白化粧品の販売禁止を求めた。調査にあたったのは、インターフェイス・ディベロプメント・インターベンションズ(IDIS)と、エコ・ウエイスト両団体。ダバオ市内のチャイナタウンにある化粧品販売店で、7月28、29両日、携帯型の蛍光分光計を使って美白化粧品に含まれる水銀を計測した。
その結果、七つの美白化粧品が食品薬事管理局(FDA)の許可基準の水銀含有量(1ppm)を500倍から5千倍近く上回っていたとして、取り締まりの強化を求めた。
FDAによると、基準を超える水銀を含有した美白化粧品は、皮膚の変色や腎臓損傷を起こす恐れがある。(5日、ビジネスワールド)