消防士が火事で家を焼失
[ 320字|2013.7.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ベテラン消防士のホアンショ・アボレンシア氏は、ミンダナオ地方北コタバト州ミドサヤップ町に住み、10年余にわたり、地元や周辺地域で起きた火災で数々の住民の命を救い、住居や財産を守ってきた。ところが23日午後の火事では、わが家と家具などすべてを失った。
ミドサヤップ町消防署によると、この日午後3時ごろにアボレンシア氏が住む同町ポブラシオン2で火災発生の一報があった。勤務中だったアボレンシア氏は、急報を受けて他の消防士とともに現場へ駆けつけたが、わが家は既に焼け落ちており、さすがのベテラン消防士も、なすすべがなかったという。この火事では、他に近くの民家が焼失したが、幸いなことに焼死者や負傷者はいなかった。(25日、マニラブレティン)