台湾の観光客戻る
[ 313字|2013.7.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
フィリピンと台湾の緊張緩和を受けて、ビサヤ地方アクラン州の観光地ボラカイ島に、台湾の観光客が戻り始めている。フィリピン沿岸警備隊による台湾漁船員の射殺事件が起きた5月から、台湾の観光客は激減していた。
観光資源省ボラカイ事務所によると、台湾当局によるフィリピン観光に対する規制は続き、台湾とカリボ国際空港を結ぶチャーター便はまだ、運航を再開していない。しかし、台湾から個人の観光客が徐々に戻っている。
観光省は中国や韓国などその他のアジア諸国を対象に、ボラカイ島への観光客誘致キャンペーンを続けており、1〜6月の観光客がすでに70万人に上ることから、150万人の通年目標は達成できるという。(6月29日、ブレティン)