殺人被害者を悼む
[ 319字|2013.7.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方西部のサンボアンガ市で6月24日、前々日の22日に何者かに射殺されたアテネオ大サンボアンガ校卒業生の追悼集会が開かれ、在校生や教職員約200人が多発する殺人事件に抗議し、犯人の逮捕を要求した。
集会はまた、射殺事件と同じ日にスルー州で映画撮影中に逮捕された同校卒業生の姉妹2人の釈放、武装集団に拉致された国立西ミンダナオ大学教授の解放を求めた。
射殺されたのは、裕福な家庭に育った中国系フィリピン人のジャスティン・ウィーさん(22)。道路沿いの軽食堂で、ヘルメットを着けた男性に至近距離から銃撃された。
サンボアンガ市では、殺人や拉致事件が多発しているが、犯人が逮捕される事例はまれだ。(6月25日、タイムズ)