空港改称に反対論
[ 324字|2013.7.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ西部地域の中核空港であるイロイロ空港の地元自治体がこのほど、空港の名称変更を提案したところ、反対論が相次いだ。
発端は、空港の立地するカバトゥアン町がイロイロ州出身の政治家の名前を取って、トーマス・コンフェソール空港と改称するよう提案したこと。コンフェソール(1891〜1951年)は元上院議員、イロイロ州知事で、フィリピンのボーイスカウト創設者の1人として知られる。
これに対し、現職のデフェンソール同州知事が「賛成できない」と、反対の口火を切った。観光天然資源省のビサヤ西部地域代表も「名称変更は観光振興に役立たない。それより、空港の施設を国際水準に高める努力をした方が良い」と、改称の提案を一蹴した。(6月24日、ブレティン)