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　ミンダナオ地方で最大規模の銀行であるワン・ネットワーク・バンク（ＯＮＢ、本店・ダバオ市）は異常気象を理由に、ココナツ油およびヤシ油農家に対し、融資を停止すると発表した。

　異常気象で作況が不安定なことを理由に挙げており、ブエナベントゥーラＯＮＢ頭取は「台風で作物が吹き飛ばされると困るから、年内は融資を拡大しない」と述べた。

　同時に、ＯＮＢは預金者の間で無用な不安が起きるのを防止するため、２０１２年分の株主配当金として、１６００人の株主に対し、これまでで最高の19・４％、総額３億５７００万ペソを支払うことを決めた。これは前年度の配当金１億５５００ペソと比べて、１３０％増。（６月25日、インクワイアラー）