コメの有機栽培を拡大
[ 314字|2013.6.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
農務省はミンダナオ地方南部地域で、コメの有機栽培の拡大を図っている。ダトゥカン同省地域代表によると、今年は地域における有機農業の振興に、昨年を上回る2170万ペソを投入しており、全国的な食料自給の達成にも役立つ政策だという。
農務省はコタバト、南コタバト、スルタンクダラット、サランガニ4州の農民に有機農法への切り替えを勧めてきた。その結果、ドバイと香港への有機米輸出が始まり、香港向け第2便3・3トンがこのほど、出荷された。地域でも、有機農産物の販売所4カ所が開設された。
2010年に成立した有機農業法(共和国法10068号)は、全農地の5%を有機農業に振り向けるよう、政府に義務付けている。(23日、ブレティン)