ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2013.6.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
裁判所で銃器が盗難に
ビサヤ地方セブ州セブ市の第4自治体裁判所でこのほど、裁判の証拠として保管していた銃器13点が盗難に遭った。盗まれたのは、木製の収納箱に入れてあった拳銃12丁と自家製小銃1丁。収納箱は、違反行為があったとして、最高裁に解任された裁判長室にあった。同地裁で、証拠の銃器類が盗まれたのは、初めてだという。
訴訟関係者が6日、裁判所に証拠として提出した銃器の返還を求めたため、書記官が収納箱を開けたところ、13丁の銃器が紛失していた。南京錠自体に異常はなかったが、留め金が1個しか残っていなかった。解任された裁判長は「何も知らない」と話している。
盗まれた銃器13丁のうち、10丁の証拠調べは終わり、3丁は裁判中。(16日、インクワイアラー)