潜水艦観光が再開へ
[ 319字|2013.6.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方セブ州のマクタン島沖で、サンゴ礁を損傷したとして、営業を停止していた潜水艦「セブ・イエロー・サブマリン」を利用した水中観光が再開される見通しとなった。ラダサ・ラプラプ市長が5日、営業停止処分を暫定的に解除する方針を発表した。
処分の解除に当たり、ラダサ市長は「観光振興と環境保護のバランスを勘案した結果であり、市は今後もしっかり、水中観光の監視をする」と述べた。潜水艦観光を運営する企業は、営業の再開に当たり、罰金とサンゴ礁の修復費用として25万ペソ支払う。
日本人ダイバーが、サンゴ礁に衝突する潜水艦の映像を動画投稿サイトで公開したのを受け、ラプラプ市は4月29日、水中観光の停止を命じた。(8日、インクワイアラー)