ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 326字|2013.6.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
第二次世界大戦展開く
ミンダナオ地方ダバオ市のSMシティー・アネックス1階で、6月1日から12日まで、第二次世界大戦を回顧する展示会「父たちの戦争」が開かれる。フィリピン・ベテランズ・バンク(PVB)の主催で、特に若い世代に、1940年代に日本軍との間で起きたダバオ市と周辺の戦闘の実態を知ってもらうのが狙いだ。
展示会では、当時の写真や武器類、遺品などが並べられ、日本軍と戦った当時のフィリピン人の勇敢さ、愛国主義、決意を顕彰する。米国人とフィリピン人捕虜が入っていたダバオ市内の収容所を撮った写真も展示される。
45年に、米国、フィリピン連合軍が実施した捕虜奪回作戦の様子も知ることができる。この展示会はフィリピン各地を巡回してきた。(5月31日、ブレティン)