ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 326字|2013.5.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
潜水艦観光に待った
ビサヤ地方のマクタン島沖で人気になりつつある水中観光用の潜水艦が、サンゴ礁を損傷したとして、ラプラプ市のラダサ市長はこのほど、潜水艦を運航するセブ・イエロー・サブマリン社に対し、水中観光と営業権の停止処分を通告した。同市長は観光再開を認める条件として、サンゴ礁を傷つけた事実がないことを立証するよう求めた。
発端は、日本人ダイバーのトヨダ・サトシさん(51)=音読み=が動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿した1分9秒のビデオ映像。映像には、潜水艦がサンゴ礁の壁に衝突した様子が映っており、撮影者のトヨダさんも「最初に船首、次ぎに船尾がサンゴ礁に当たった」と証言した。複数のダイバーが1日、サンゴ礁の被害を確認した。(2日、インクワイアラー)