空港オープンに待った
[ 301字|2013.3.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方東ミサミス州のカガヤンデオロ市郊外に建設中で、アキノ大統領が4月30日のオープンを指示したラギンディンガン空港について、地元財界団体から開港延期を求める声が出ている。夜間の離発着に必要な航空管制・支援施設がなく、乗客の安全が脅かされる、というのが理由だ。
これに対し、フィリピン民間航空局は「安全性に問題はない」として、予定通り開港する方針を明らかにした。しかし、現状では夜間の離発着の際、パイロットは「有視界飛行」方式に頼らざるを得ない。
ラギンディンガン空港は「世界クラス」の国際空港を目指し、2007年に総工費79億ペソをかけて建設に着手した。(14日・インクワイアラー)