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　ミンダナオ地方スルー州で生産されるコーヒーの人気が高まっており、州政府はコーヒー農家を支援して、品質向上と生産拡大を目指す方針だ。地元で「カハワ・スグ」よ呼ばれるコーヒーは国内だけでなく、諸外国のコーヒー通の間で「豊かな味と香り」が高く評価されるようになった。

　これを受けて、タン・スルー州知事はこのほど、コーヒー農家への財政支援を決め、その実施のため、州政府内に特別作業班を設置した。今後、国連などの支援も得て、コーヒー豆の処理センターなどを建設する方針だ。

　高品質のコーヒーを生産しているのは、パラン、タリパオ、パテイクル、インダナン、パナマオなど州内８町で、栽培面積は３３４７ヘクタール。（21日、ブレティン）