開発資金を違法配布
[ 317字|2013.2.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
北スリガオ州のフランシスコ・マツガス下院議員は2009年に支給されたポークバレル(優先開発補助金)を違法に使用したとして行政監察院に略奪容疑で刑事告発された。
1月に出された告発状によると、マツガス議員は同年のポークバレル6355万ペソを反政府勢力関連の情報収集資金として、自らの選挙区以外のサンフランシスコ、マリモノ、バクアグ各町などで違法に配布した疑い。
告発者によると、ポークバレルの用途について会計検査院はこれまで、こうした配布を認めていない。また、09年の予算関連法でも「平和と治安」のための使用は認めているが、用途は警察や消防関連施設の建設・改築事業、関係車両の購入などに限定されているという。(13日・スター)