ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 314字|2013.2.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
伊がARMM支援
ミンダナオ地方のイスラム教徒自治区(ARMM)は、イタリアを主な出資国とする総額25億ペソの開発援助を受けることになった。農地改革35地区の3万農家が主な支援対象。ハタマン知事がこのほど、農地改革省との間で、支援実施の覚書を交換した。
ハタマン知事によると、インフラ整備や小規模企業の立ち上げなど、今後6年間、多様な支援事業が実施される。農地改革地区以外の農漁民にも支援を広げる方針で、最終的には、5万3千戸が恩恵を受ける。
フィリピン政府とモロ・イスラム解放戦線(MILF)が昨年10月、和平の枠組み合意に調印したことを受けた動きで、ハタマン知事は「この支援の意義は非常に大きい」と語った。(5日、インクワイアラー)