3月で食料援助終了
[ 323字|2013.1.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
社会福祉開発省はこのほど、昨年12月にミンダナオ地方に襲来した台風パブロの被災者に対する食料援助を3月で終了する、と発表した。本格的な復旧段階へ移行する準備に入るためだという。
同省によると、総額40億ペソを投入して、台風パブロによって自宅を失った被災者向け復興住宅の建設、就業機会の拡大などに取り組む。住宅については、被害が大きかったコンポステラバレー、東ダバオ両州で、3万4千戸を建設する計画だ。同省当局者は「避難所で長期間暮らすと、さまざまな問題が出てくる」と述べ、本格的な復興住宅を建設する意義を強調した。
同省地元責任者によると、最近の洪水で家を失った被災者向けの支援食料は十分な在庫があるという。(27日・インクワイアラー)