地裁の警備を強化
[ 315字|2013.1.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方セブ州庁舎内にある裁判所は28日から、新たな警備規則を実施する。器物損壊罪などで裁判中のカナダ人男性が22日、拳銃2丁を法廷に持ち込み、原告男性と原告代理人の男性を射殺した後、拳銃で自殺した事件を受けて、最高裁が警備態勢の抜本的強化を指示していた。
新警備規則では、裁判所職員は全員、庁舎内で24時間、身分証明書の携帯を義務付けられる。外部の訪問者は裁判所に入る際、身分証明書を提示し、氏名、訪問先、訪問目的、入館時間を記入し、帰りは退出時間の記入が義務付けられる。個人の所持品検査も徹底して行う。
また、正午に始まる昼休み中と、午後5時以降は原則として、法廷内にとどまることができない。(27日・ブレティン)