幹線道路を封鎖し抗議
[ 319字|2013.1.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
昨年12月初め、巨大台風パブロの襲来で甚大な被害を出したミンダナオ地方のコンポステラバレー州と東ダバオ州で、被災住民の間から、支援物資の分配が不公平だと不満の声が出ており、一部の住民が幹線道路を封鎖して抗議する騒ぎに発展した。
15日正午前、少なくとも7千人の被災者が、コンポステラバレー州内の幹線道路を封鎖し、現場に駆けつけたソリマン社会福祉開発長官とウイ州知事に支援物資を早く、公平に分配するよう要求した。
被災者団体代表は、少なくともコメ1万袋を直ちに支給するよう求め、封鎖を続けた。
同日午後9時半ごろ、コメ100袋と、その他の支援物資1900袋が現場に到着し、住民らはやっと立ち去った。(17日・インクワイアラー)