ハロハロ
時々運動不足解消にウオーキングを試みるが、道路に足がつっかかる感じがする。スムーズに足が運ばない。先日、定年退職してシニア雇用中の後輩(63)と飲んだとき、その話をしたら、彼はもう10年ぐらい前から「つっかかっている」という。「加齢と肥満で足が上がらなくなるそうですよ」。そういえば彼の方が体型は太めだ。当方はまもなく満77歳になる。
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歩道の整備が不十分な側面もあるようだ。わが住宅地は歩車道とも一応完備されているが、歩道は傾斜していたり、凸凹だったり。ガス管や水道管の取り換え作業後の舗装が盛り上がったままで、車道のようにフラットではない。仕方がないから、たまに車道を歩く。道路整備が車道に偏りすぎているように思える。
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安倍政権は約20兆円の緊急経済対策を決めた。道路や橋の修復、補修をうたっているのは評価するとしても、自転車道や歩道の整備にもっと目を向けてもらいたいものだ。若い世代を中心に車離れが進んでいる。こちらも免許更新できなければ車と縁切り、という年齢である。歩道といえば、フィリピンときたら話にならない。合格点が付けられるのは、マカティ市ではアヤラ通り周辺ぐらいか。歩道まで白線を引っ張って駐車場に仕立てた焼肉店があれば、でかい電柱が真中に居座り通行を妨げている所もある。歩道があるだけマシ、という程度だ。(紀)