ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 311字|2013.1.7|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
植林に遺伝子組み替え種
中部ミンダナオ地域のコロナダル市にある国立南ミンダナオ大学はこのほど、環境省との間で、遺伝子組み替えで苗木を育て、植林事業の推進に貢献するため、経費350万ペソをかけて、キャンパス内に育苗場を建設することで合意した。この育苗場では、遺伝子組み替えを利用して、病気に強く、成長の早い樹木の苗木開発を目指す。
双方はまた、マギンダナオ州のリグアサン湿地内に200万ペソを投じて、面積796ヘクタールの生物多様性研究所を新設する計画でも合意した。
環境省は植林事業を推進するため、今回の南ミンダナオ大学を含めて、これまでに17国立大学と遺伝子組み替えによる育苗の共同研究、開発で合意している。(3日、ビジネスワールド)