ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 306字|2012.10.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
覚せい剤100ペソで終身刑
ビサヤ地方西ネグロス州のバコロド地裁はこのほど、100ペソ相当の覚せい剤を密売した男性に対し、危険薬物取締法違反で終身刑の判決を言い渡した。同時に、罰金50万ペソを科した。
法廷で証言した国家警察の機動捜査員によると、バコロド市バナンゴに住む男性が覚せい剤を密売しているとの情報を得て、2004年9月14日夜、おとり捜査を実施した。男性に証拠の目印を付けた紙幣を渡して、覚せい剤50ミリグラムを買い、その直後に逮捕した。
男性は「捜査員に覚せい剤を売った事実はない」と犯行を否認、おとり捜査の不当性を主張したが、裁判官は「証拠がない」と退け「合法的な捜査だった」と判断した。(27日、イナウワイアラー)