ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2012.10.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
観光客400万人が目標
ビサヤ地方セブ州の財界団体はこのほど、同州を訪れる観光客を毎年15%増やし、2016年までに400万人を達成するための指針をまとめた。新指針について、セブ経済クラブのファハルド専務理事は「セブの歴史や自然を観光客誘致に活用する構想だが、新たな観光商品と目的地を作らないと、観光客に飽きられてしまう」と述べた。
専務理事はまた「関係者は韓国や日本など東アジアを越えて、インドや欧州諸国などへ観光市場を広げる必要がある」と強調した。
専務理事によると、セブを訪れる観光客は06年から11年にかけて、年間11・9%増と国内で最高の伸びを示したが、インドネシアのバリ島やタイのプーケットには遅れをとっているという。(24日、ビジネスワールド)