ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 310字|2012.9.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
NPAが出頭拒否
国軍は、比共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)に対し、ダバオ市内の爆弾事件の実行犯を出頭させるよう求めた。NPAは「ばかげた要求だ」として11日、これを拒否した。
1日午後9時半ごろ、同市パキバト地区のバスケットコートで開かれたフィエスタに手りゅう弾が投げ込まれ、市民ら47人が負傷した。NPAの地元部隊が犯行を認め、戦闘員が判断を間違えたと謝罪した。
国軍のツタアン准将は「謝罪だけでは十分ではない。これは犯罪であり、事件に関わった者は法の裁きを受けるべきだ」と追及。国家警察ダバオ署は、コマンダー・パラゴの通称で知られるレオニシオ・ピタオ容疑者ら計9人を殺人未遂容疑で送検する方針。(11〜12日・スター)