ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2012.9.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
海藻フェスティバル
タウィタウィ州当局幹部は23日から同州で始まる第11回海藻フェスティバルの準備完了を4日、宣言した。海藻の販路拡大、宣伝のため、毎年、国内各地で持ち回り開催されているが、同州を構成する11町は、内外の観光客誘致にも期待を表明した。
同州シタンカイ、シブツ両島は海藻の主要生産地で、特にシタンカイはフィリピンの海藻類の70%を産出、1カ月に乾燥製品約4千トンを市場に供給している。同島では約1500ヘクタールが海藻栽培に充てられ、さらに5千ヘクタールの栽培余地があるという。サハリ州知事は新技術と新システムの採用で良質、高級品が生産できるようになり、インドネシア、マレーシアの追い上げにも懸念は不要、と自信を示した。(6日・ブレティン)