ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2012.7.30|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
違法伐採で製材所閉鎖
環境天然資源省は26日、違法伐採を一掃するため、合法的に原木を入手した証拠を示せないミンダナオ地方南部にある製材所や木材加工場を閉鎖する、と発表した。北・南・東ダバオ、コンポステラバレーの南部4州とダバオ市内には少なくとも158の登録済み製材所がある。
環境天然資源省の出先機関責任者によると、ミンダナオ地方南部は最大の違法伐採地域となっており、その一掃作戦の一環として、今回の決定をした。閉鎖を免れるためには、製材所や加工場は向こう5年間の操業に必要な原木の合法的な購入契約書を提示しなければならない。
出先機関責任者は「林業が地域経済に貢献している事実は認めるが、森林保護の方が優先度が高い」と述べた。(27日、インクワイアラー)