ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2012.7.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
米援助で都市開発事業
ミンダナオ地方北ラナオ州カガヤンデオロ市がこのほど、米国際開発局(USAID)の推進する都市開発試験事業の対象に選ばれ、エマノ市長とスティールUSAID事業局長が了解覚書に調印した。
試験事業の目的は、昨年12月、台風センドンの襲来で大きな被害を受けた市の経済回復を支援すること。事業分野は①電力供給の拡大②保健、教育など公共サービスの改善③雇用機会の提供④民主的で良質な市政の構築││の4項目となっている。
覚書調印に当たり、スティール局長は「住民生活に直接影響を与える自治体こそ、経済成長の動力源だ」と述べた。これまでに、ビサヤ地方イロイロ市とルソン地方バタンガス市が同様の試験事業の対象に選ばれている。(6日、ビジネスワールド)