ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2012.6.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
乗り入れ増便を
ビサヤ地方中部のパトリシア・ロア元観光局長はこのほど、同地方への観光客を増やすためには「フィリピンはもっと楽しい」のような観光推進スローガンでは不十分であり、アクセスの確保が重要だと述べ、政府に対し、外国の航空会社を含め、航空路線の増便を図るよう要請した。
ロア元局長はカタール航空が今年に入って、ドーハとセブを結ぶ定期便を廃止した例を挙げ、外国の航空会社に対する航空税が高く、採算割れしたのが理由だと指摘した。さらに、外国の航空会社を呼び込むためには、航空税の引き下げだけでなく、各種の規制撤廃も必要だと強調した。
一方、セブ市内の高級ホテル支配人は外国の裕福な観光客が満足する施設整備が欠かせない、と述べた。(11日、ブレティン)