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　ミンダナオ地方北コタバト州キダパワン市議会は、エネルギー開発社（ＥＤＣ）がアポ山地域で計画している新地熱発電所の建設を承認した。

　ＥＤＣは既に、合わせて１００メガワットの発電能力を持つ二つの地熱発電所「アポ１」と「アポ２」を操業している。第３発電所の発電能力は50メガワットで、完成すれば、ミンダナオ地方の慢性的な電力不足の緩和に役立ちそうだ。

　新発電所の建設予定地はフィリピンの最高峰アポ山の山腹にあるイロマビス地区。市議会の建設承認を受けて、市側はＥＤＣとの間で、合意の覚書を交わす。覚書では、ＥＤＣが地域の発展に向けて、同市における社会・経済基盤の整備事業に４２０万ペソ拠出する、などとなっている。（25日、ビジネスワールド）