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5月21日のまにら新聞から

ビサヤ・ミンダナオ通信

[ 309字|2012.5.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

セブの輸出は心配なし

 西フィリピン海(南シナ海)スカーボロ礁での比中間対立で中国が経済制裁を打ち出している中、セブの輸出業者らは「対中輸出に影響はなさそう」と楽観的見通しを示した。

 フィリピン輸出業協会セブ支部のエスカロナ代表は「二国間の緊張が即時解消されるよう望む」と前置きした上で、「セブの中国への最大輸出品目、ドライマンゴーは今のところ、対中出荷に何の問題もない」と述べた。

 中国は比中間対立から、最近、比産バナナに虫害が認められたとして検疫強化を実施。バナナ生産、輸出両面ですでに14億ペソの損害を受けたとされている。セブ業界は中国を最大の輸出市場と定め、チャイナデスクを設置、輸出拡大を進めてきた。(17日・ブレティン)

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