ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 322字|2012.4.2|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
最賃引き上げ反対
西ビサヤ地域の経営者団体と自治体のトップが連名で、最低賃金引き上げに反対する文書を地域賃金生産性委員会に提出した。バコロド商工会議所など八つの団体と、東ネグロス州市長会で、賃金引き上げが食料や水道、電気料金値上がりの引き金となると主張している。
これに対し、同委員会の労働者側代表は「最低賃金引き上げは、日用品や運賃、電気料金値上がりなどからみて、欠かせない」と、反論した。
西ビサヤ地域の最低賃金は、従業員10人以上の商工企業で1日当たり265ペソなのをはじめ、業種別に4種類に分かれており、労働者側はこれらの一律97ペソ増を要求しているという。2011年7〜10月には臨時的に同12ペソ増が認められた。(27日、インクワイアラー)